2004年5月のひとくちコラム「月度レーティング十傑平均」以来、一年ぶりに将棋倶楽部24の月度レーティング十傑の平均データをグラフ化してみた。まず、データは下記の通り。
- 2002年
- 8月 2717.5
- 9月 2712.3
- 10月 2714.7
- 11月 2723.5
- 12月 2733.7
- 2003年
- 1月 2737.0
- 2月 2748.5
- 3月 2751.2
- 4月 2710.0(最小値)
- 5月 2710.8
- 6月 2721.5
- 7月 2729.3
- 8月 2734.1
- 9月 2762.5
- 10月 2765.0
- 11月 2743.3
- 12月 2747.3
- 2004年
- 1月 2776.5
- 2月 2802.5
- 3月 2778.8
- 4月 2809.5
- 5月 2800.5
- 6月 2801.2
- 7月 2800.0
- 8月 2790.3
- 9月 2822.2(最大値)
- 10月 2778.2
- 11月 2801.1
- 12月 2809.8
- 2005年
- 1月 2820.9
- 2月 2793.6
- 3月 2816.9
- 4月 2800.9
今回は「RQC」というグラフ、管理図、散布図等の作成フリーソフトを利用した(Vectorの「計算・表計算・グラフ」カテゴリで人気1位だったため)。赤く表示したのは、それぞれ最小値と最大値で、私が手作業で赤点を描きこんだ。
このソフトは、算出方法は知らないが(最小二乗法か)データの傾きも表示できた。図の斜め点線部がそれである。もし仮に、今後この傾き通りにリニア(一次式的、直線的)に月度R十傑平均が上昇していく場合、2900に到達するのは2007年9月頃、そして3000点に到達するのは2010年5月頃となる。
説明は省略するが、今後もこの傾き通りに推移していくとは私はあまり思わない。上昇具合は緩やかになっていくと考える。現に、グラフを見ても最後のほうはやや緩やかになっているようにも見える。
なお、今後の予測不能要素としては、
- 24の有料化(対局者の減少)
- 他の将棋対局サイトの台頭(同上)
- コンピュータ将棋ソフトの強力化、ソフト打ちの増加(R上昇率を向上させる可能性あり)
などが挙げられる。
コメント