コンピュータ将棋プログラム「Bonanza」

フリーソフトにもかかわらず、大変強い将棋ソフトが公開された。

Bonanza はコンピュータ将棋プログラムです. 本将棋を指すこことができます. また,読み筋や優劣評価点を表示することも可能です. Bonanza Version 1.0 が持つ将棋倶楽部 24 でのレートは約 2400 です(Pentium4 2GHz,1手 18秒).

もず氏のブログでも紹介されている(→「最強フリーソフト Bonanza」)ので、興味ある方はご参考あれ。
ついこの前、2005/05/29の私のブログで、

私は将棋対局プログラムを構築する気は無い。(中略)普段当たり前のようにこなしているルール(駒の動き方、禁じ手などなど・・・禁じ手については全て正確に把握している人は稀か)を、すべて盛り込む必要がある。ましてや思考ルーチンを検討するとなると、気が遠くなる。

と志の低いことを述べた直後なだけに、なんとも間が悪い(^^;。それも開発期間わずか1年ほどだとは、うまいアルゴリズムを考案すれば開発期間は関係無いものなのか。確か「激指」も突然颯爽と現れたのだったか。(コンピュータ将棋の歴史はよく知らないので確信は無い)
その強さについては各所で述べられているのでやめておく。というかダウンロードしたもののまだ1局しかやっていないので、まだよくわからない(結果は負け)。これも述べられていることだが、デザインに重きを置く私にとってはやはりユーザーインタフェースがPOORなところが気になる。フリーソフトなので何の問題も無く許されるが、余裕があったら作者の方には是非気を回していただきたいところだ。もしくはどこかの企業が協力して、UIがパワーアップされていずれ商品化されるだろうか。
なおBonanzaは、棋譜の読み込み・保存がCSA形式で行なわれるので、フラ盤と相性が良い(保存した棋譜はそのままフラ盤で並べられる)。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

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