チェスの世界観が、「ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ」のモチーフとなっている

現在「TSUTAYA」でレンタル半額キャンペーンが行われている、「ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ〈ファースト・シーズン〉」

ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス [DVD]
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 本作は『ターミネーター2』の未来(5年後)を描くドラマとして制作されている。尚、主役はサラ・コナーである。前作に登場した、T-800は登場しないが、骨格が酷似したT-888が複数登場する。また、コナー親子を守るため新型の少女型のターミネーター(TOK715)も登場する。
 前述のとおり、本作は『ターミネーター2』の事件後の世界が舞台となっている。しかし本作は、2004年公開の『ターミネーター3』および2009年公開の『ターミネーター4』とは異なる時系列での出来事と設定されており、物語として連続関係は無いパラレルワールドである。

この作品の中で、チェスの世界観がふんだんに活かされている。
とりわけストーリー序盤では、「ターミネーターを生み出したのは、コンピュータチェスの開発者なのではないか?」という謎に迫っていく形でストーリーが展開していく。
さらに中盤では、コンピュータチェス世界大会の模様が描かれている。決勝戦で、ストーリーの中核を担うチームの対戦相手が日本人チームである、というところも興味深い。「メイドインジャパン」の信頼感の現われだろう。*1ただし実際には、コンピュータチェスの世界でそこまで強い日本チームは無いのではないだろうか(正確なところは知りません)。なぜなら、皆コンピュータ将棋開発の方に向いているから。

興味をお持ちの方は、TSUTAYA半額セール期間中に借りて観てみるとよいだろう。ファーストシーズンは全9話(全5巻)しかないので、そんなに構えずに比較的気楽に観ることができる。

*1:ちなみに、映画「トランスフォーマー」の中では、車がトランスフォームする様子を初めて見た主人公達が「きっと日本製だろう」とつぶやいている。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • > かけるさん
    ご指摘ありがとうございました。
    修正しました。

    うっかりミスではなく、純粋に18×18だと勘違いしていました。おはずかしや・・・

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