石川遼がゴルフのラウンドを将棋に例える

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と金を作った石川遼選手

現在行われている国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。ご存知「ハニカミ王子」(もはやその完成度と大人びた受け答えからほとんど誰もそう呼んでいないが)石川遼選手が、初日から3日目まで首位をキープしている。

その石川選手が、明日の最終日を前に、ここまでのラウンドを将棋に例えたコメントを残している。

しかし、気持ちに緩みはない。「王手ではなく将棋で言えば歩が前進して成ったくらい」とまだ道のりは長いことを強調。

3日連続の単独首位。「王手とまではいかないが、歩が『と金』になって迫っている感じ」。石川はちゃめっ気たっぷりに優勝への可能性を将棋に例えた。

5三のと金に負けなし

本当に気の緩みが無い。その精神力には恐れ入る。これからも日本で、いや世界でも活躍を続けてほしいものだ。

ところで、と金を作った位置はどこなのだろうか。5三であれば効果的なのだが、石川選手はご存じないでしょうね。

2009/08/02追記:石川選手優勝

本日、見事優勝を果たした。終盤で別の選手に並ばれながらも耐えに耐え、最終18番ホールでバーディーをあげ突き放した。

単独首位でスタートした石川遼は通算17アンダーの271で優勝し、今季ツアー2勝目を挙げた。通算3勝。初日から首位を守る完全優勝はツアーでは今回が初めて。優勝賞金3000万円を獲得した。

優勝インタビューでは将棋をモチーフにしたコメントは無かった。対戦相手への敬意を表しながら、涙を流していた。

苦しみの果てにつかんだ優勝。本当におめでとうございます。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

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