MTM05にて、将棋の駒をトレースする展示

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Make Tokyo Meeting 05

2010/05/22, 23に、ものづくり野郎の祭典「Make Tokyo Meeting 05」が行われた。

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年2回、春と秋に行われるこのイベント。過去3回連続で見学していたのだが、今回は都合が付かず行けなかった。すると後日、今回も参加したid:takkawさんから、「将棋関係の展示を見かけた」との情報をいただいた。

将棋の駒をWebCAMでトレース

それは、将棋の駒をWebCAMで撮影して、その動画像から駒の位置と種類を認識するものだった。複数の種類の駒を識別できていたし、また、駒を動かすと、動的に追従して認識できていたそうだ。
残念ながら、今回は比較的接写の撮影で、盤面全体の撮影ではなく、まだマス目の識別はできていないとのこと。開発者の方にうかがったところ、将来的には盤面全体を認識可能とすることで、棋譜情報を頭から最後まで自動レコードしたい、とのことだ。

とても興味深く、将来が楽しみな展示だ。Web上を探し回ったが、残念ながら開発者の方が開発状況などについて綴ったWebサイトやブログを発見することはできなかった。半年後に再び、パワーアップした展示が行われることを期待したい。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • お久しぶりです。
    当該技術について、別方面からつかんでおり、興味を持っていました。ただ進捗に食い違いがあるようなのでもしかしたら別の方なのかもしれませんが。
    http://aqua-oak.com/

  • おお、コメントありがとうございます。お久しぶりです。
    左カラムの「自動棋譜作成 将棋対局デジタル化システム完成」ですね。初めて知りました。情報ありがとうございます。これも見事ですね。
    開発者の方から名刺をいただいてありまして、その情報と照らし合わせると別の方のようです。
    各地でいろいろな試みがされているということですね。素晴らしい。

  • やっぱり違う方ですか。
    こちらの方は、技術面で関東の会社が一枚かんでいるようです。ビジネスとしても数歩先を行っている感じですねえ。

    余談ですが、10年以上前に某大手電機メーカーがこれにとりくんでいたようです。結局世の中には出なかったのは技術が成熟していなかったせいでしょうね。10年前と今では処理速度が段違いですからねえ。

    市場規模が小さいのでペイしそうにないのが残念ですが、がんばって欲しいと思います。

  • メーカーが本気で取り組んだら余裕じゃないですかね。ただしお金にはならない(^^;
    (そういう意味で、検索に集約させる形でストリートビュー等のサービスを無料で提供できるGoogleは異常)
    個人的には草の根で行われているのが微笑ましくて面白いです。
    いずれにせよ進化が楽しみです。

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