コンピュータオリンピアード将棋部門で「激指」が優勝

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コンピュータオリンピアード

あまり注目されていなかったと思うが、9月25日から10月2日にかけて「コンピュータオリンピアード」というイベントが行われた。

コンピュータチェス世界選手権
(無差別の)コンピュータチェス世界選手権でこれまでの優勝者には,Cray Blitz (1983, 1986),Deep Thought (1989) そして Rybka (2007, 2008, 2009)などがあります。

コンピュータオリンピアード
1989年にロンドンで第1回目のコンピュータオリンピアードが開催されました。毎年開催される本イベントでは,コンピュータゲームプレイヤー同士が競技し,世界最高位を決定します。(中略)

競技部門には,アマゾン,バックギャモン,ブリッジ,コンピュータプール,六目並べ,象棋,ドッツアンドボックス,国際ドローツ,囲碁,9路盤囲碁,ヘックス,ハバナ,ラインズオブアクション,将棋,スラカルタなどがあります。

これまでに行われたゲームの種類はもの凄く多岐にわたっていることがわかる。といっても1回の大会内ですべてのゲームが行われるわけではなく、今回はチェス(3種類)、囲碁(9/13/19路)、将棋(5×5/通常)が行われた。

「激指」優勝

さて、注目の将棋部門の優勝者は「激指」だった。

将棋部門で、北陸先端科学技術大学院大学(能美市)情報科学研究科の鶴岡慶雅(よしまさ)准教授らが開発した将棋ソフト「激指(げきさし)」が優勝を果たした。

ざっと調べたのだが、他の出場プログラムがわからなかった。とはいえ激指は5月に行われた第20回世界コンピュータ将棋選手権(下記リンク参照)でも優勝しているので、順当な結果といえるだろう。

2010/10/07追記:その他の出場プログラム

上位陣の顔ぶれがわかった。2位が習甦、3位がGPS将棋、4位がBonanza、と今年のおなじみの面々だ。その他に、「str」「きのあ」の2チーム。8戦行われたので、総当たりのリーグ戦だとすると全9チームのはず。残るチームはまだわからない。

(追記ここまで)

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

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