論理的な理由付け

神様でも勝てない、という前日の結論は当たり前である。なぜ「当たり前」なのかを、漠然と把握しているよりもしっかり理解しておいたほうがよい。前回の図では当たり前と即断できるが、局面が複雑であるととたんに人間は冷静な判断を下せなくなる。
理由とはすなわち、

  • 変化・紛れの余地が全くなく、相手が間違えようのない一直線の局面

であるから。普段我々は不利に陥ったときに、無意識のうちに(強い人は意識的に)そのような相手が間違えるような局面に誘導しようと目論んでいるわけである。なお、自分が不利の局面では、相手が間違えない限り絶対に勝てないのも当然の話である。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

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