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解説・考察
横スクロールできるJavaScript「bookreader.js」の考察(実用例付き)
【長文サイトに最適「bookreader.js」】 Webページは縦スクロールして読むのが一般的だが、横スクロールして表示してくれるJavaScriptもある。それが、「bookreader.js」だ。 bookreader.jsのメリット 一般的なWEBページの画面構成は縦スクロールが基本で... -
解説・考察
「梅田望夫氏の棋聖戦観戦記」の観戦記
2008/06/09のエントリー「オバフィフ(Over 50)層を、将棋に再注目させるには」にて、「梅田望夫氏(id:umedamochio)の棋聖戦観戦記の観戦記を書いてみる予定」と宣言していたわけだが、遅ればせながら形になった。 梅田氏の観戦記一覧は下記のページに... -
解説・考察
ゲーム理論から見た将棋(2)「角交換振り飛車流行の理由」
ここでいう「角交換振り飛車」とは、角交換四間飛車だけでなく、ゴキゲン中飛車からの丸山ワクチンや、升田式石田流などすべてを含む。前回と同じく、ゲームを「展開形」(指し手の流れとともに行動決定が行なわれていく)ではなく「標準形」(主体が静的... -
解説・考察
羽生善治−将棋の神様とたわむれる男
羽生善治十九世名人誕生 羽生善治二冠が、第66期名人戦にて名人位を奪取。永世名人の資格を獲得した。 →「http://mainichi.jp/select/today/news/20080618k0000m040076000c.html」いろいろなニュースが飛び交ったが、特に下記「関係者に聞く」という特集ペ... -
解説・考察
ゲーム理論から見た将棋(1)「振り飛車党相手に初手▲2六歩>▲7六歩の理由」
【勝又先生の将棋講座が面白い】 私は、2008年4月から「将棋世界」誌上で再開された勝又清和六段の講座「これならわかる!最新戦法講義」が大好きだ。2006年当時の同講座も良かったし、その内容をまとめた書籍「最新戦法の話」も絶品だった。最新戦法の話... -
解説・考察
オバフィフ(Over 50)層を、将棋に再注目させるには
【50歳以上のネットユーザーの利用動向は・・・】 今月はじめ、50歳以上の方々のインターネット利用動向が記事になっていた。 上位10ドメイン中、実に7ドメインが証券取引関連という結果となった。(中略)旅行関連サイトも証券取引関連に次いで上位に見ら... -
解説・考察
プロ棋士を悪魔の実の能力者に例えると?
2008/06/07のエントリーに引き続き、「ONE PIECE」(ワンピース)ネタを取り入れてみることにしよう(ONE PIECEをご存じない方はすみません)。上のエントリー(「三神一体・・・創造の神・佐藤、破壊の神・羽生、繁栄の神・大山」)で述べた3氏は、そのまま... -
解説・考察
三神一体・・・創造の神・佐藤、破壊の神・羽生、繁栄の神・大山
【将棋の神様は、序盤構想もすごい】 2008/06/07のエントリー『ハチワンダイバーの新石田流にみる「終わり」の定義とは』のなかで、『もし互角でないゲームだとしたら、神様同士が盤に向かいあった場合、振り駒の直後にどちらかが投了する。』と述べた。で... -
解説・考察
ハチワンダイバーの新石田流にみる「終わり」の定義とは
【7手目▲7四歩の局面は、「終わっている」のか?】 2008/05/18のエントリー「「新・石田流(7手目▲7四歩)」まとめ (特許明細書風)」で述べた、7手目▲7四歩の局面。ドラマ「ハチワンダイバー」の中で、この局面に触れ、主人公の師匠が「将棋をひと... -
AI・ツール情報
P2Pの時代から、無料動画サイトの時代へ
2008/06/02のエントリーで述べた 違法P2Pネットワーク(「WinMX」、「Winny」など)の規模は小さくなった(「Napster」は合法サイトとして復活)ものの、無料動画サイトに新曲やPV(プロモーションビデオ)などが氾濫。むしろ違法P2P時代より悪化? につい... -
解説・考察
棋譜の取り扱いについて
2008/06/02のエントリーで少し述べた「棋譜の著作権」についてググって調べたところ、下記のような見解で、昨年半ばあたりから議論は沈静化されているとみてよさそうだ。 棋譜は創作物(creation)ではなく事実の記録(facts)であるため、チェスの棋譜は著作... -
解説・考察
将棋界も、「マドンナのビジネスモデル」の採用を進めたほうがよいかも
【最近の音楽業界】 近年音楽業界が様変わりしていることは、消費者の立場としておおいに実感するところであろう。 CDが売れなくなった。 オンライン有料配信(「iTunes」や各種着うたサイト)の売り上げ規模が大きくなった(参考:『米アップル「iTun...