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解説・考察
続々・次の一手初段コース
1/15のコラムでは、終盤・必死問題系の「次の一手初段コース」における勝率グラフを書いてみた。相手は神と仮定してある場合である。 では、先後同じ棋力同士で、問題図の局面から対局を始めると、あのグラフはどうなるだろう?まず言えるのは、アマ初段以... -
解説・考察
TeX記法による数式表示
前日のrkさんのコメントに触発され、フェルミ分布について少し調べてみた。幸い、「はてなダイアリー」にはTeX(一般的に「テフ」と読まれている)記法による数式表示のマクロ機能が用意されているので、学生時代を思い出しながら記述してみた。 相当わか... -
解説・考察
「必死をかければ勝ち」補足
前回と前々回のコラムで述べた - ・必死をかける 自玉は一手一手で受けが全くないが、二手スキの形。たいていゼット形(どんな駒を相手に渡しても自玉は詰まない)。したがって、必死をかければ勝ち(正解)。初手が奇抜だが、初手さえ見えれば後は簡単で... -
解説・考察
続・次の一手初段コース
1/13のコラムで取り上げた、次の初段コースの傾向のうちの1つ - ・必死をかける 自玉は一手一手で受けが全くないが、二手スキの形。たいていゼット形(どんな駒を相手に渡しても自玉は詰まない)。したがって、必死をかければ勝ち(正解)。初手が奇抜だ... -
解説・考察
次の一手・初段コース
次の一手・初段コース問題の傾向を以下に挙げる。 序・中盤、相手のうっかりをとがめる だいたいが「三手の読み」(三手先まで読むこと)で事足りる。初手が若干見えにくい。正解手順通り進むと、5〜7手後には先手側が銀得くらいの駒得になる問題が多い... -
解説・考察
戦型について
こちらも上述と同じく、旧「その他のひとくちメモ」より。 いろいろと棋譜を調べていて感じるのが、三間飛車に対する居飛車側の作戦として、「居飛車穴熊が多すぎる!」ということ。確かに居飛車穴熊は優秀な戦法ですし、三間飛車に対する急戦は勝ちにくい... -
アマ棋界情報
24の強豪三間飛車党
以下の文章は、旧「その他のひとくちメモ」に載せていた文章である。保存のためこちらに転載する。 将棋倶楽部24で六段クラスの実力を誇り、現在(2003年3月時点)もよく指し続けている三間飛車党を紹介します。 o.kantaro氏(王道の純粋三間飛車党。個... -
その他情報
メインホームページ
筆者のメインホームページである「三間飛車のひとくちメモ」からこちらへリンクを貼ることにした。「その他のひとくちメモ」があまりに無意味だったため、そこに「ひとくちコラム・将棋の神様」としてこのページへリンクを貼った。日記といっても、毎日更... -
解説・考察
形勢判断2
前日の日記 「形勢判断」を改めて読んでみて、その大勘違いさに気付いた。いかにも人間の発想らしい、俗な理論であった。以下に訂正する。 コンピュータや人間は「読みの深度」に限界がある。例えば参考図。ここで手筋の▲3三歩があるので先手有利。具体的... -
AI・ツール情報
コンピュータ将棋
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解説・考察
形勢判断
コンピュータ将棋は、一つ一つの局面を数値化して形勢判断を行なう。具体的には、駒の損得、玉周辺の駒の数(遊び駒の判断などに用いる。攻めのスピードの判断にもなる)などキーポイントをいくつか挙げ、それぞれに重み付けをし、それらをまとめた評価関... -
解説・考察
信頼感
大抵、将棋は玉をもぎ取られる前にどちらかが投了する。それは、現在の局面とそれまでの相手の指し手を判断し、もうここからは逆転できない、という判断が生まれるからである。言ってみれば、「相手への信頼」である。相手がど素人なら、最後までがんばる...