棋譜の取り扱いについて

2008/06/02のエントリーで少し述べた「棋譜の著作権」についてググって調べたところ、下記のような見解で、昨年半ばあたりから議論は沈静化されているとみてよさそうだ。

  • 棋譜は創作物(creation)ではなく事実の記録(facts)であるため、チェスの棋譜は著作物であるとはみなされない。
  • 棋譜に対するコメントは著作物であるため、コメントが入った棋譜も著作物となる。したがって、コメントつきの棋譜を再配布するときには、元の棋譜からコメントを取り除かなければ、著作権侵害となる。

全文は「将棋の棋譜に著作権はない」を参照下さい(タイトルから挑発的内容に見受けられそうですが、中身はそんなことはないです)。巨大棋譜サイトもこのポリシーに則っていたようだ。なるほど。

なお私のWebサイト運営ポリシーは、この制限をより厳しくしたものとしている。

  • 棋譜は、Web上に公開されているものはそのリンクを添えて全着手引用(または部分的に引用)。公開されていないものは念のため部分的に引用。
  • 自戦記、観戦記、解説は完全自作。

特に今さら事を荒げる必要も無いので、この話題についてはこの辺で。気になる方は各自検索して調べてください。

この記事を気に入ったらシェアしよう
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

コメント

コメントする

目次
閉じる