大画面タッチパネル液晶ガジェットを床に敷いて将棋を指したい

目次

実現が近い「床平面置き大画面タッチパネル液晶デバイス

現状PCでは、垂直方向に立てられたモニタに将棋盤を映し、マウス(携帯では十字キーと決定キー)で操作しているのが一般的だ。
これがより現実の将棋に近づくと面白いかもしれない。具体的には、床に大画面タッチパネル液晶モニタを置き、指で駒を動かすイメージだ。
例えば、CrunchPad(採用しているOSはUbuntu)を床に置いて将棋を指すイメージ。もしくは、DELLやアジアメーカーが近々Android搭載モバイル機器で大攻勢をかけてくる可能性があり、期待できる。もうすぐ安価で実現されてくるに違いない。現実の駒もチェスクロ(8000円位する)も不要なので、デバイス次第ではコスト面で上回るかもしれない。
複数の対局をワンタッチで切り返られるようにすれば、将棋の7人団体戦で1人対1人の計7局が行われる現状から、7VS7総当たり戦(相手7人と全員戦う。計49試合)を一辺に行うことも、やろうと思えば可能となる(笑)。
さらには、対局した棋譜を直ちにサーバーにアップするようなことが可能なので、トーナメント表やリーグ戦表作成環境と組み合わせれば、大会の棋譜を一元的に管理できるようになるかもしれない。アマチュアみんなが、様々な大会の棋譜を簡単に参照できるようになったら、どれだけ面白くなることか(自分の棋譜は公開したくない、という方々も中にはいらっしゃるのかな)。

とりあえずやってみたい

もちろん、バーチャルな将棋盤で将棋を指すのは味気無いのは間違いないが、とりあえず試してみたい。というわけで、現在Android上で動く将棋ソフトの開発を進めている。コンピュータ対戦は無く*1、人対人を実現したい。まずは1つのモバイル機器で対戦できるようにし、これがうまくいけば2台以上を用いたWiFi対戦(果ては上記7VS7総当たり戦を実現。)を実現したい。
なおiPhoneiPod Touch)は、デバイス開発がAppleに占有されており、大型画面サイズのものが発売されるのか不明で、またソフト開発の自由度が低いため、手を出しにくい。

2009/07/09追記:「Google Chrome OS」

Android開発中(というかまだ勉強中)と書いた直後、こんなニュースが発表になるとは思わなかった。

Googleは米国時間7月7日夜、同社ブログで「Google Chrome OS」を発表した。同社によると、2010年後半にはある製造会社のネットブックと呼ばれるローエンド向けPCに搭載される予定だという。

では、なぜAndroidではなくOSなのか? 今Androidネットブックにも立派に移植されているではないか? Googleは、重複の存在を認めるが、同社が言わない重要な違いはx86対応であることだ。Androidはそうじゃない。Chrome OSx86の上で直接動く。しかもGoogleは、Chrome OSのWeb中心性を強調したい。Androidはもっといろんなことができる…ブラウザ上のWebアプリケーションがすべてではない。

うーむ、いろいろ出てきて、どれを用いればよいのかよくわからない。が、1ユーザとして、面白くて恵まれた環境になることは間違いなさそうだ。

*1:私は相変わらずコンピュータ将棋ソフトの開発には興味が無い

この記事を気に入ったらシェアしよう
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

コメント

コメントする

目次
閉じる