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解説・考察
序中盤も、時には駒の損得より速度
「終盤は駒の損得より速度」といわれる。逆に言えば、中盤や序盤においては、駒得して明快に良くする順で人間的には十分である。序中盤戦の次の一手・級位者コースに、そういう問題がよくある。「駒組みを続けても問題無いけど、実は後手陣に重大な欠陥が... -
解説・考察
詰むときは詰ます≠最善手順
例えば参考図。自玉はゼット。相手玉は13手詰めである。初手は▲2二飛成の一手(王手をかける手がそれしかない)なので、実質11手詰だが。興味ある方は考えてみて下さい。後日解答を載せます。(→9/18追記:コメント欄に解答を載せました。) 将棋では... -
解説・考察
神様は「ジリ貧の受け」がお好き?
「将棋は、両者が最善を尽くすと何手くらいで勝負がつくのか?」というような議論がある。この問題定義は、用語の意味がそれぞれ曖昧で、皆が別の感覚でこの解答予想を述べている。プロ棋士がこの議題について述べるときは、「きれいな一手差の将棋で、鑑... -
AI・ツール情報
ヤフーがロボット検索全面採用
ようやくというべきか、ヤフーがカテゴリ検索結果を上位に表示するのをやめ、ロボット検索主体に切り替えた。 ヤフーが10月から検索サービスを切り替える。カテゴリ検索主体のサービスをやめ、Yahoo Serach Technology(YST)を使ったロボット検索「Yahoo... -
解説・考察
最高レーティング更に更新
つい先日(8/31のダイアリー参照)更新されたばかりの将棋倶楽部24最高レーティングが、Jyuhappo氏によって更に更新された。24トップページによると、9/2に3点上乗せし、3022点まで達した。 一応24名簿を確認してみると・・・9/9午前0時現在、なん... -
AI・ツール情報
Amazon ライブリンク
言わずと知れたオンラインショップ、アマゾン。アマゾンの提供するアソシエイトプログラム(一般には「アフィリエイトプログラム」と呼ばれることのほうが多いが、アマゾンではこう呼ぶらしい)のうちの「ライブリンク」に私は興味を持っている。現在では... -
解説・考察
勝負手
「将棋世界」2005年5月号の「将棋カウンセリング」コーナーで、「勝負手」について取り上げられている。「将棋ガイドブック」によれば、「勝負手」の定義は 勝負手・・・形勢が不利のときに、あえて用いる非常手段。功を奏すれば逆転が期待できる。とのこ... -
解説・考察
将棋倶楽部24 最高レーティング更新中
Jyuhappo氏が最高レーティングを更新。 Jyuhappoさんが29日に3012、30日に3019と24最高R更新中です。どこまでいくか今後の対局が楽しみです。これを書いている現在、最高Rである3019点を保っているので、更なる更新も期待される。最高レーティング、およ... -
プロ棋界情報
第55回NHK杯 1回戦 ▲石川陽生六段VS△中原誠永世十段
2005年8月13日のダイアリーで石川先生に対して失礼なコメントを付けてしまったので、反省の意味も込めて1回戦の将棋を紹介しておく。中原誠永世十段に快勝した将棋だ。戦型は、先手石川先生の三間飛車対後手中原先生の左美濃。 上図は、三間飛車側が▲5... -
解説・考察
ホームページを長く続けるコツ
非常に飽きっぽい私が、「三間飛車のひとくちメモ」というサイトをすでに2年半近くも続けている。秘訣というほどのものでもないが、コツをサラッと書いてみる。大きなポイントは2点。 Webは「アーカイブ」でもある まず1つ目は、更新がしばらく滞っても... -
プロ棋界情報
第55回NHK杯 2回戦 ▲石川陽生六段VS△丸山忠久九段
8/7に放送されたNHK杯2回戦、▲石川陽生六段VS△丸山忠久九段戦は、先手石田流VS後手袖飛車の1局となった。下図は、石川六段の▲7六飛に対し丸山九段が△7二飛と寄った局面。 私は詳しくは知らないが、居飛車側が飛車先の突き越しを保留(△8四歩で留める... -
プロ棋界情報
朝日オープン ▲有吉道夫九段対△吉田正和アマ
今更ながら三間飛車の注目局を紹介しておく。第24回朝日オープン・予選3回戦、有吉道夫九段対吉田正和アマ戦は、千日手(千日手局は角換わり腰掛け銀)後、指し直し局で先手有吉九段の居飛車穴熊、後手吉田アマの三間飛車となり、結果的には吉田アマの快...