「先手必勝」という仮定

将棋は先手必勝、すなわち「初形は先手有利」として議論を進めたとする。このとき、「そんなことはわからない」として突っぱねるのは早急である。間違った仮定であっても、それを議論することは可能であり、有益なものとなるはずだ。もしその議論を進めていく上で矛盾が見つかり、仮定が間違っていることがわかれば、すなわち先手必勝でないことがわかれば、これほどうれしいことはない。たとえ、進めていた議論がすべて水泡に帰すとしても。

この記事を気に入ったらシェアしよう
URLをコピーする
URLをコピーしました!

この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

コメント

コメントする

目次
閉じる