フラ盤更新 β0.71へ 変化手順の再生に対応

フラ盤を更新しました。バージョンをβ0.71としています。
KIF形式の棋譜ファイルにて、変化手順の再生に対応しました。

下に将棋盤が表示されていない場合は、Webブラウザのリロード(再読み込み)ボタンを押してみて下さい。それでも表示されなければ、上記リンクをご参照下さい。

分岐局面を迎えると、右上に「変化一覧」が表示されます。「変化一覧」のうち、一番上に表示される手は本譜(第一候補手)です。何も選ばずに「一手進む」ボタン(またはキーボードの右キー)を押したときは、本譜の順が選ばれます。

自戦記・観戦記における変化手順説明だけでなく、詰将棋での紛れの解説に用いたりするのもよいでしょう。

目次

変化手順を持つ棋譜ファイルの作り方の例

  1. お手持ちの棋譜ファイルを、「ページ移転のお知らせ」様で提供されている「Kifu for Windows」で開きます。
  2. 「継続対局」を開始し、任意の局面で駒を動かせば、その手が変化手順として棋譜データに追加されます。なお、「待った」をすれば(「待った」ボタンを押せば)追加は取り消されます。
  3. 希望の変化手順が追加できたら、「上書き保存」か「名前を付けて保存」を選んで保存します(後者の場合、変化手順追加前の棋譜ファイルを残しつつ別ファイルとして保存されます)。

「Kifu for Windows」の使い方詳細は、下記ページ等をご参照下さい。

変化手順を持つ棋譜ファイルの実例(2009年2月時点)

「第21期竜王戦中継」のページでは、様々な棋譜を閲覧可能です。そのうち、七番勝負の第6局と第7局の棋譜は「棋譜plus」として公開されており、変化手順が含まれています。これらの棋譜棋譜再生ページ(「Kifu for Flash」利用)から簡単に保存できます。

これらをフラ盤でも再生可能であることを確認済みです。
「Kifu for Flash」では、変化手順の有り無しが見えにくく(基本的に、再生中視線を左下にうつすことが無いため)、気付かずにスルーしていたのですが、改めて観てみるとものすごい膨大な量の変化手順が解説されていることがわかります。観戦記者の方々のご尽力に脱帽です。

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この記事を書いた人

「三間飛車のひとくちメモ」管理人、兼「フラ盤」作者、兼二児のパパ。将棋クエスト四段。
「三間飛車の普及活動を通して将棋ファンの拡大に貢献する」をモットーに、奇をてらわない文章とデザインで記事を書き続けています。

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