-
棋書・書籍関連情報
芥川賞
もう2週間くらい前の話だが、実家に帰ったら芥川賞二作が掲載されたときの文芸春秋が転がっていたので、「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」両方を読んでみた。 理系人間の稚拙な読書感想文をここに載せるのは避ける(笑)が、どちらかといえば後者の方がよ... -
解説・考察
形勢判断
将棋に関して、ある局面における「勝率(勝ちやすさ)」を用いるのはあまり好きではない。強い人同士の対戦と、弱い同士のそれでは、同じ局面でも形勢判断が違ったり、実際に勝率も正反対だったりするからだ。例えばプロ同士では先手勝率10割の局面が、... -
解説・考察
直感と錯覚
将棋世界4月号から「盤上のトリビア」という新連載が始まった。第1回は、局面を左右反転させると普段とは違った見方が出来るよ、という内容である。私自身もこの考え方の重要性には気づいていて、自分のホームページ「三間飛車のひとくちメモ」の「最近... -
解説・考察
オセロの棋力
大学生の頃はよくYahoo!オセロをやっていて、レーティングは1350くらいだった。レーティング1100以下の方々と対戦すると、序盤で大勢がついてしまい、相手は置くところがなくなりパスだらけになってしまう。 逆に、1500点クラスの方々には、序... -
解説・考察
オセロの初手と初形
オセロの初手は4通りある(図参照)。だがおわかりのように、この4手は本質的には一緒である。ただの対称形なのだ。人間的な思考だと、方向感覚だとか慣れだとかで若干違う印象を持つが、コンピュータ的にはどれも一緒である。 なお、オセロを詳しくは知... -
解説・考察
オセロの最善手
将棋以外の有名なボードゲームとして、「オセロ」が挙げられる(図参照)。オセロのルールは単純明快だが、その最善手はどう定義されるべきか。私が考えるには、 「現着手以降、両者最善を尽くしあって終局したときに、自分の石が最も多くできるような、現... -
解説・考察
「手」の定義・続き
前コラム「手」の定義の続き。 前コラムの図(先手番)は、明らかに先手優勢の局面である。一手詰めの局面なので非常にわかりやすい。ここで、手番は非常に重要である。相手の手番だったら、たちまち先手不利となる。 このような「優勢の局面」における、... -
解説・考察
「手」の定義
以前のコラム「超初心者」のところで、「最悪手とはなんだ?」という疑問を持った。最近それについて自分なりの考えがまとまったので、少しずつ述べていこうと思う。 例として、右図の局面。手番は先手。この局面における、 最善手 次善手 悪手 最悪手 は... -
解説・考察
「終局」
「投了」というのは、詰み手順中だったり、自玉の詰めろがほどけなかったり、逆転の見込みがないときに相手がとる行為である(ルールブックを持っていないので厳密には述べられないが)。 この「投了」には、手数や内容に少しわかりにくい要素があるため(... -
解説・考察
初手別勝率
「初手スペシャル 〜無謀な挑戦?新しい可能性?〜」 非常に参考になった。これらのデータ、アマチュアがそう簡単に調べられるものではない。 なお、このページが確認できたのは、もず氏の勝手に将棋トピックスのおかげ。感謝です。 -
解説・考察
脳の中の係数
「バカの壁」、ブームに乗って(十分乗り遅れているが(笑))買ってみたわけだが、2章まで読み終わった。ちなみにアマゾンに載っている読者レビューの多くが、散々の評価をしている。 読んでいない方には何を言っているかさっぱりわからないだろうが、第... -
棋書・書籍関連情報
書籍購入
今日、本屋で3冊の本を購入した。 最強力戦振り飛車マニュアル紹介されている戦法を用いる気はないが、三間飛車の力戦形も取り上げられているので、参考書として抑えておかねばなるまい。 最強力戦振り飛車マニュアル日本将棋連盟 2004-02売り上げランキ...